新しいKizen™―快適性・持続可能性・効率性を兼ね備えた接着剤
快適性や持続可能性への消費者の期待が高まるなか、衛生用品や紙・段ボール分野におけるホットメルト接着剤には、使用者の快適性を優先し、持続可能な製造プロセスのへの対応が求められています。
Kizen™が選ばれる理由とは?
Eコマース市場の急拡大と消費支出の増加を追い風に、包装用接着剤市場は著しい成長を遂げています。さらに、フェミニンケア製品の普及や高齢者人口の増加により、衛生用品の需要は急速に伸びており、これに伴って革新的な接着剤技術への期待も高まっています(Mordor Intelligence, 2024)。競争力を保つためには、生産量や品質に対する高まる期待に応えつつ、環境負荷の低減も実現する必要があります。そのため、優れた性能と信頼性を備えた接着剤を選ぶことが、これまで以上に重要です。
Kizen™は、単なる接着剤の名称ではありません。衛生用品や紙包装向けの高性能ソリューションであり、快適性、環境負荷低減、そして生産効率の向上を同時に実現することで、製造現場とエンドユーザーの双方に価値を提供します。
快適性
- 低臭気で、より快適な使い心地を実現します。
- 優れた接着性能で、安心してご利用いただけるよう設計されています。
- 厳しい安全基準をクリアし、認証取得済みです。
持続可能性
- 再生可能素材や持続可能な素材を含む、幅広い基材に対応します。
- 優れた加工性と接着性能により、生産工程での廃棄ロスを低減します。
- 再生可能かつ堆肥化可能な原料を用いた処方により、持続可能な取り組みを後押しします。
- EUおよび米国の紙リサイクルガイドラインに準拠して開発されています。
効率性
- 設備・基材適合性が高く、スムーズな生産切替・加工(コンバーティング)が可能です。
- 少ない塗付量で十分な性能を発揮し、コスト削減につながります。
- 生産工程の定期清掃を低減し、ライン停止時間を抑えることで生産性を高めます。
今後に向けて
Kizen™のような高性能接着ソリューションへのニーズは、規制当局やエンドユーザーの要請を背景に、「快適性」「持続可能性」「性能」のバランスがとれた設計へと業界全体がシフトしていることを示しています。
とりわけアジア太平洋地域では、より厳格な環境基準や複雑化する基材への対応が急務となっています。そうした状況下で、再生可能素材への適合性と高い加工効率を両立する接着剤が、今後ますます注目されると予想されます。
次回の記事では、Kizen™の接着ソリューションについてさらに深堀りし、包装や衛生分野における様々な活用事例をご紹介します。
詳細については、https://www.bostik.com/global/en/about-bostik/ をご覧ください。